伯州山
鏡野町
2009年 11月21日 晴れのち曇 5時間(登り 3.5時間 下り1時間)

スノーハイクの下見で、伯州山へ行った。
赤和瀬集落から、県境尾根に突き上げる谷は 東から、滝谷、ぶなん谷、さわん谷と
言うそうだ。「ぶなん谷(ぶなの谷がなまったらしい)」を登って尾根に取りつき、
1046峰の南のなるいピークを通り、伯州山へ行くコースを取った。
県境尾根は根曲がり竹が密集しており、積雪期でないと難しい。

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9時30分 出発
県境尾根までは、ふつうのやぶこぎで、天気もまずまず。
途中、国土調査のため笹が刈りはらわれているところもあった。
一箇所、5mほどの急登箇所あり。草をつかんでやっとこさ登った。


雪が残っていると写真にとった
まだ、余裕あり。

2時間で県境尾根に出ることができた。
そこからが 根曲がり竹の激やぶ。中途半端な雪で、竹が寝ており漕ぐこともできず、
踏みつけ踏みつけ進んだ。


1046峰あたり
前方植林帯目指し、時折笹を踏みぬきながら進む
正面の根曲がり竹の中は歩けない
なるい(なだらかな)地形で、方向に注意しながら進んだ。

伯州山から南西に伸びる細い尾根がある。ここまでくれば、やぶも終わるだろうと期待して
進んだが、全くの期待外れ。尾根も竹でびっしり。山頂まで200mのところで、
山頂の白杭が見えたが同時にさらにびっしりと密集した根曲がり竹も見え、意気消沈。

地図、コンパス、GPSと首っ引きで背丈を越える竹やぶの中を進んだ。
ストック紛失。探す元気なし。とにかくこの根曲がり竹を抜けなければ。
伯耆側の谷へ落ちてゆきそうになるのを必死でこらえ見えない山頂を目指した。

県境尾根に出てから1時間半。
13時、山頂に着いた時には、ほっとした。


ここから 山頂に飛び出した。
出発から 3時間半。疲労困憊。へたり込んでしまった。


山頂
思わぬ積雪。20cm。

山頂避難小屋で30分 昼食、休憩して、滝谷コースを戻った。
14時30分、駐車位置へ。

登山口の民家で、コーヒーをごちそうになり、ストーブにあたらせてもらった。
冷えた体が生き返るようだった。

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コース 青色
(赤色は、3月 残雪期のもの)


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