矢筈山(やはずやま)・大釈山(たいしゃくさん)縦走
岡山県津山市
07年5月7日 晴れ 6時間

矢筈山はその昔「高山城」があったところ。中世山城の堅固な様子が
本丸、二の丸、三の丸、櫓跡から伺える。

今回は、矢筈山から前回登った大釈山への縦走を試みた。
矢筈山山頂から南東へ急降下し、あと693ピーク、759、822、867ピークと尾根をたどるコース。


西から望む 矢筈山山容


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千磐神社から矢筈山山頂までは登山道整備されており1時間で登れる。
山頂まで展望はないが、本丸跡にのぼると一気に360度大パノラマとなる。

北に大ケ山、東に桜尾山、南に那岐山、滝山が見えなかなかのもの。


山頂からの南展望左方面。遠く左に那岐山、正面に滝山を望む。
手前稜線は大釈山から続く尾根。
縦走はまず手前正面の鞍部を目指し、鞍部から稜線を右に歩く。


同じく山頂からの南展望右方面。正面の台形状が大釈山。
縦走は上写真に続き、左から大釈山めざし稜線をさらに歩く。
小ピークのアップダウンが続く。

行程半分が過ぎた所、822ピークから西へ300m地点で背丈以上の笹やぶに突入。
尾根筋をたどると次第に南西に向かうが、ヤブの中でさらに南に向かっている。
おかしいと気付き笹薮の中で方向修正。
読図練習のような支尾根確認のコース取りに正直あせった。
(興味ある方は2万5千分の1「美作加茂」参照。どこだかわかりますか?
南の779ピークに続く三角状小ピークの、谷をはさんで北東側の800m標高のところです。)



大釈山登山道との出合いは私が「ワイヤ地点」と呼んでいる大釈山山頂北250m地点。
ここにたどり着いた時には一気に緊張が解け、万歳と声が出た。


順調に下山。川に沿う舗装路でたぬき(!)に遭遇。
私に気がつき、右の山の中に消えていった。

川筋のさわやかな風を感じながら帰路につく。


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