吉野川 川歩き
西粟倉村
07年9月10日 曇り後晴れ 1時間(川遡行)

吉野川は特別自然保護地区の若杉原生林を源としており
原生林のすぐ下流が若杉渓谷として有名。
吉野川は上流が右、左に分岐している。今回
右俣を登ったが 谷川に終始し滝はなかった。

若杉峠まで上って休憩。若杉原生林の中を通って下山。
帰りに、若杉渓谷を300mだけ川歩き。
見るもよし、歩くもよし。
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吉野川上流の道路分岐近くに駐車。


右俣の流れ。もっと上流に行けば
渓谷らしくなると期待。


期待は、はずれた。もっとも 滝らしい滝。
落差50cm。

適当な所で林道に上がり、そのまま 若杉峠(1060m)まで歩く。

展望の良い、休憩舎でおにぎり。
右肩の向こうに見えるのが氷ノ山。


若杉原生林

日本の国土の67%が山林。その内、53%が自然林、6%が原生林、
41%が杉、ヒノキなどの人工林。
つまり、原生林は国土の4%しかない。そして岡山は原生林の残存率が
全国でもっとも下位らしい。どうして? 
岡山は、かんがい用ダムが多いことと関係あるのか。

吉野川上流の川歩きが空振り。物足りないので
若杉渓谷へ下りて歩いた。
中流の広い駐車スペースのあるところから、お地蔵さん(?)のところまで。



若杉渓谷の渓相
大きな滝はないが 急流が続く。



流れの中は歩けない。落差 3m

30分ほど川歩きを楽しんで、帰途に着く。


帰りに、吉野川支流の大海里川を下見。
立派な林道が、最上流部まで続く。


大海里川 最下流の橋から見る。

しばらく林道を行くと大きな堰堤がある。
ここから川に下りることができる。

さらに林道を行くと、大きな沢の音。道路からは、見通し悪く
全貌は不明だが、木々の間から見える流れは勇壮。
大海里の滝。斜瀑のようだ。3段か、5段か。

マイナーな大海里川。いい川を見つけた。
遡行が楽しみだ。


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